はじめまして、ごしゅじんさま♪

テッテレー♪ テチテチ、テッチューン!
(はじめまちて、ゴチュジンチャマ!いっしょにしあわせ探すテチューン♪)
今更、誰も覚えちゃいないと思っていた、三十何回目の誕生日・・・アイツから届いた、ピンクのリボンを掛けた小包を開けると、中に入っていたのは小さな「しあわせ」の御裾分けだった。
(わたち、がんばって立派な飼い実装になるテチ!どうかよろしくお願いしますテチー。)
同封されていた、俗に「リンガル」と言うらしい翻訳機に表示される新しい家族の宣誓に、俺は思わず笑いながら挨拶をかえす。
「ああ、そうだな・・・今日からよろしくな。」
やれやれ・・・酒と孤独が独身の友、と粋がっていたのも、どうやら今夜までになりそうだ。






