ムカデ実装
『ンン“ーーーーーーーッ!』
冬場、寒くなる季節にとしあきこと俺は憂いていた。
食料を求め、暖を求めて徘徊する実装石ちゃん達。特に親を亡くしたか弱い仔実装ちゅわん達は生きてなどいける環境ではないだろう。
なので俺は考えた、彼女達が少なくとも春まで生きていける方法を!
ムカデ実装である。
彼女達の股間と口をつなぎ合わせ、12匹を数珠状に繋げるのだ。
巡る糞は体内で熱を発し、食料となり、隣同士で寂しくない!まさに一石三鳥の閃きだ!
『ンボボッア”ッッ』
ボヒュンッと足元で弾ける音、吹き飛ぶ肉片、緑色の雪と赤緑の体液。
異臭が辺りを満たし、俺はとても悲しくなった。
実験とは成功と失敗の繰り返しなのだ…また会おう仔実装ちゅわん達、サヨナラバイバイ、次はきっと成功するさ♪
ぶちゅりと踏みつけた肉片の上でスキップして次なる仔実装ちゅわん(実験体)を求め、俺は絶対諦めない!だって愛誤派だもの♪
※2010年の映画『ムカデ人間』のパロディ
-
前の記事
ラジコンカーに括り付けてマッドでマックスなデスレース 2023.08.07
-
次の記事
きみの最後の仔が捻じ切れちゃうよー 2023.08.07






