クリスマス姉妹

「テッテロレー♪テッテロレー♪」
「レフッ♪レフッ♪」
音楽に合わせてクリスマスソングを調教された仔実装と蛆の姉妹が歌う
職場から帰宅する途中にある実装ショップで買ってきたのだが、まるで妖精のように可愛らしいその姿に私の娘は大喜びだ
「お父さんありがとう!クリスマスが過ぎてもウチで飼ってあげられるよね♪」
「ああ…そうだな…」
この会話に実装姉妹は大喜びだ
「やったあテチ!とってもうれしいテチ!」
「ウジちゃんもチアワセ(幸せ)レフ~ン♪」
私は内心 クリスマスを賑やかすだけの消耗品を飼い続けるなんて冗談じゃないと思った
そして12月25日の朝
「お父さんおはよう!サンタさんからプレゼントもらったよ!実装ちゃんたちにも見せてあげるね♪…あれ?ふたりはどこ?」
「ふたりはいなくなっていたよ、もしかしたらサンタさんが実装たちのママのところへ連れて帰ったのかもしれないな」
「プレゼント見せてあげたかったなあ」
親子が会話しているころ 近所のゴミ集積所でゴミ袋が朝日に照らされていた
袋の底には生ゴミかなにかを包んだ新聞紙と玩具のような小さなブーツがあった
新聞紙からは赤緑の汚い汁が少し染み出しており、ブーツの中には何かが詰められていたのだった
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