マイクロ実装石
ある日奇妙な実装石が発見された
人の爪サイズしかないマイクロサイズの実装石である
突然変異種の為か驚くべき事にこれ以上成長しない事が判明したのだ
これに目を付けたペットショップが繁殖し販売したところ『安価』『管理のしやすさ』『儚さ』で子供から大人まで大ヒット
巷にマイクロ実装石ブームが巻き起こった
…だが一月経つ頃にブームは急変する事になる
実はこの実装石は成長しない代わりにある特殊体質があったのだ
それは『異常繁殖能力』と『成長速度の速さ』
儚い存在が故の種の保存の性質か
生後1ヶ月足らずでどんな些細なきっかけでも子を成し1度に30匹以上の子を産んだのだ
そして一晩もあれば親と同じサイズまで成長した…
昨日まで一匹だったのに僅か一晩で30匹以上に増殖する実装石…
飼っていたお菓子の箱からは子グモのようにワラワラと溢れ出、瓶の中には隙間が無いほどみっしりと実装で埋まる…
まさにその様子は気持ち悪さの極み…
そこかしこで阿鼻叫喚の悲鳴が上がったのだった…
ブームはあっという間に去りマイクロ実装は一掃された
だが逃げ出した一部のものが自然で繁殖しており河原の石の裏などにびっしりと付いていたりなどいまだに度々人々を恐怖に貶めたりするのだった…
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