バケツ実装

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「……なんだコレ?」 目の前でフラフラと動く物体に対して、自分はそう言わずにはいられなかった。 日課のランニングの最中に休憩のために公園に立ち寄った俺、そこの砂場近くで目の前の物体…幼児が砂遊びで使う小さめのバケツを頭に被って完全に顔の隠れている実装石を見つけた。バケツを被った実装石はくぐもった声でデスーデスーと鳴きながら、あっちに行ったりこっちに行ったり時々躓いてこけたりと完全に自身ではどうしよ […]

ゴシュジンチャマちゃんといるデス?

ゴシュジンチャマちゃんといるデス?(いるよ?どうしたの?)ワタチを置いてどっかいこうとしてるデス?(そんなことないさ)どこにいくデス?(いいところさ)「それがミドリとの最期の会話でした」としあきはミドリとの散歩に使うハーネスを愛おしそうに撫でていた「そのあとで増水した川岸を歩いていたら足を滑らせましてあっという間でした」

山の神の使い

白樺の木々が時折ピシピシと鳴り響くほかは無音の雪山で、この地では珍しい越冬実装石に出会った短時間であれば他の捕食動物が寝静まる深夜で木の皮や木の実を集める雪山登山でビバークしているところに現れたソレは別に何かをねだるわけでもなく、じっと薪の炎を眺めていた(ニンゲンにモノをねだると100%殺される)というのを学習しているのかも知れない「食べるか?」と差し出した携帯固形栄養スティックにも興味を示さなか […]

~実装石ゼロ~

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それは、いつ生まれたのか誰も知らない暗い音のない世界で一つの石が分かれて増えていき緑色の生き物のようなものが生まれた彼女らはもちろん人形ではないまた動物でもないだがその醜い身体の中には糞蟲の血が隠されているのだその亜生物…それは人形になれなかった「実装石」である 「はやくニンゲンに(ボゴッ!!)」 ※1968年のTVアニメ『妖怪人間ベム』のオープニングのパロディ

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